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昔のYAMAHA縦型80エンジン 排気ポートを削りすぎて、だめになったシリンダー こいつを生返らせるのです。 丁度シリンダースワップで、V100エンジンはKX80ピストンが入ったので、 余ったV100ピストン流用で、ボアUP外注加工しました。 ピストンピンを通して80のピストンとV100ピストンを並べると ピンの径は共通で、V100は 3mmぐらい頭が低いので シリンダーベース側を、3mm削ります(サンダーじゃ無理 旋盤じゃないと アバウトな私でも) これにより、シリンダーを組んだとき、ピストンが1mmぐらいの引込で済みます、 圧縮がコンプレッションゲージで9kgでした、DioのデイトナボアUPで11kgのゲージで計測。 ピストンの加工があります、 スカートを1から2mmぐらい削らないとクランクと当ります、 下部の 補強の部分 厚くなっているところが少し残るぐらいです、 サンダーに80番付けてサーと、仕上げは 軸付180番を電ドルに付けて ピストンの横穴が、クランクケースリードのV100ピストンには無いのですが、 KX80はYAMAHA縦型80と同じ、ピストンリードなのに無いのです、 だから、横穴開けずに組みましょう、手も省けるし、強度的な信頼もあります。 1次圧縮もれ対策 シリンダーのケースリード部分が腰に当ります、少し削ります、 削りかすが、クランク入らないように注意して下さい、 シリンダー側を削ると、インマニ取付けビス穴の強度が不安ですが、 それでもOK可能です。 私の場合、電ドルにポートを削ってる軸付のヤスリで、腰を簡単に削れました、 これで、1次圧縮はOKです。 2次圧縮は、ゲージで確認してガスケット入れるなり、 ヘッド削るなり、シリンダー頭削るなりして、好みで調整して下さい、 面研磨ですが、大幅に削るときは、サンダーで削っちゃって、平ヤスリで仕上げます、 サンダーの使いが上手ければ、平ヤスリの削り時間は大幅に短縮できます、 液ガスで漏れることはありません、ガスケット入れるなら、なおさら問題無しです。 ピストンピンは、YAMAHAで組みました、 シリンダースワップでV100のピンは片側溶接しちゃったので。 始動しました、無負荷で30分いよいよ、回転を上げます、 アイドリングがくすぶっていますが、中回転からグイグイ来ます、 試乗すると慣らし中なのに、アットいう間に60Kmです、いい感じです。 ☆2002年10月30日 クランク大端ベアリングが破壊、 ぶち込んだ、余ってたピストンが同時に逝っちゃいました、 ベアリングの破片がリングとピストンに張付いて、 シリンダーは、180番 400番で磨いて再利用出来そうです、 傷は浅かったので。 大端ベアリングが逝くほどのパワーです、 冷かしの連中によると、OILが悪いと言ってましたが、、、、、 大パワーうれしい出費です V100ニューピストン・ニューリング \5,000 2GMニュークランクassyとニューボールベアリング2ヶ \14,630 だめシリンダーは、まだあるので、ボーリングの控えで大切に取っておきましょう。 破壊したクランク大端ベアリングのみ購入して、自分で組上げ芯だしの勉強します、 プレスも何もないけど、頭使って、、、今はそんな時間無いけど、、、、 今度は、自分でボーリングもしてみたいな。。。。 サンダーと電ドルとアルゴン溶接機しか今は無いけど。。。 さあ 2GMの腰を割って、あれ V100の様に 簡単には2分割に離れないな、、、 ハンマーで軽くたたいて、やっとの事で分割、、、あれ クランクジャーナルにベアリングが付いてきた、このベアリング 手でひっぱても抜けない、、、ゾ 新しいの使うから良いけどさ、、、 V100は、ケースに居座ったよな、、、、記憶だと、、、 ニューベアリングをケースに叩込む、古いベアリング当てて挿入したかったけど、 取れないから、しようがない、 軽くたたきながら、平行に細心の注意を払いながら、、、初めて入れるベアリング、、、 いつもの冷かし連中が『ベアリングたたいたらダメ あーもうダメだ、、、』 それでも、ジャーナルベアリングがそれぞれのケースに2丁ハンマー軽くたたきながら収り フー。。。。疲れた。 さて 今度はニュークランクがベアリングに簡単には入りません、 本当に入るのかヨ、、、、V100はスポスポだったけどナア、、、 困りました、、、 クランク軸 軸付ペーパーで、擦っちうかな、、、、まてまて にらめっこしていても、進まないので、今夜は疲れた明日の朝だ、、、お疲れ 成功を祈って 乾杯 酒だ。。。いやビールだ いや発泡酒だ。。。 朝だ 夢で見た通りにタイヤが付いてるケースの方に クランクを凍ったバナナでたたいたら入っちゃった、、、夢ではメカニックのお姉さんが そんなこともできないの、、こうやるのよ てな感じだったけど、、、良い夢だった。 今度はフライホイール側ケースかぶせて、これは手強いぞ、、、あと15mm で どうしても入りません、 どうする、、、、朝の時間は早い 会社始っちゃうよ、、、 25φ位のパイプを切り、クランク軸に被せて、各サイズワッシャーを匠に重ねて、 OILシールに力が掛らないように、ケース側に大ワッシャーから小ワッシャー組合わせて、、 25φのパイプが、OILシールを痛めないようにして、 フライホイール止める、ナットを利用して、締め込んでいくと、やりました 徐々に入っていきます、、、ナットが一杯まで閉り、それでも足りず 一旦ナットを取って、再度座金を重ねてナット締しました、 これでクランクケースが合さりました、、、 初めてだったもので、、、時間掛りましたが、、、道具が有れば 簡単なんでしょ、、、きっと 今回の道具は、ハンマー2丁 ドライバーは充電インパクトにNO1プラスビット スパナは、プーリー用の 17mm 鉄パイプに 各サイズ平ワッシャー 液ガスに2ストOIL 11月6日 早朝テスト ハーフスロットルで伏せていると、振動が少なくなり、回転が 12,000まで 上がりました。 いままで、どんな状態でも、12000回転乗車時に回ったことは無く V100ピストンに吸気穴を開けずに組んだのが、良いみたいです センターボスが長いので、100Kmしか出ませんが、 余裕のトルクなので、ハイスピードタイプのボスを入れれば、 最高速UP間違いなし、、、完全に慣らしが終るのが、楽しみです 楽しくて、他のスクーターに乗れません。 ハイスロ入れて、エアクリ付けて、徐々に整備したいと思います、 その後、スロットルワイヤーの中間にある、分岐の改造と、グリップの改造で VM26のストロークを確保、ハイスロは要らなくなりました、 握り直すほど、回しますが、ノーマルルックが最高です。 このスクーターの本格セッティングは12月に予定します、、、、 < セッティングはすべて自己責任で楽しんで下さいませ > 最後にV100流用ピストンの 写真を お楽しみ下さい
V100ピストン

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